第16回 しっとり感を味わう季節 その1
5月~6月
からだもしっとり
この時季、雨の日に外を歩くと、空気がとてもやわらかく感じられます。初夏・梅雨は、自然もそこに生きる生き物たちも、水分をたっぷりふくんで潤っています。
それに呼応するかのように、からだも少しだるくしっとりとした感じになります。こんな感覚を味わえるのは、1年を通してこのときだけ。そのしっとり感をじっくり楽しみたいものです。
五月病の原因はたるんだ肝臓?
初夏・梅雨には、肝臓の機能が少し低下します。からだがスローな感じになるのも、そのせいです。肝臓の働きが活発になる夏に備えて調整期に入るためですが、このあいだに肝臓がたるんでしまうことがあります。これは、あまりよいことではありません。肝臓がたるむと、右側の肋骨が力を失って下がりやすくなります。この状態になると精神的に不安定になったり、ふさぎこみやすくなる傾向があります。これがいわゆる五月病の状態なんですね。ですから、初夏・梅雨のからだレッスンでは、肝臓を過度にたるませないためのケアを行います。