第14回 生命力あふれる季節 その1

2月~4月

春は「再生」の季節

ほとんど枯れ木のように見えていた街路樹が、あるときいっせいに芽吹きはじめる。その光景は何度見ても感動的です。都会の真ん中に根をはる木々でさえ、そんな力強い生命力を秘めているのですね。
鳥や動物たちも同じです。この季節、多くは繁殖期を迎え、新たな生命を紡いでいきます。寒い冬のあいだ、内側に蓄えてきた生命エネルギーが一気にあふれだす・・・春はそんな季節です。1年を一生にたとえると、春はそのはじまり。生命が新しく生まれ変わる「再生」のときです。

骨盤がひらく季節

では、人間はこの時季、どんな変化をするのでしょう。木や鳥や動物たちと同じように、再生の春、人間のからだは骨盤をひらいて、生命エネルギーを放散します。
骨盤は男性も女性も1年を通して開閉を繰り返していますが、春はその開閉の度あいが一番大きくなります。そして骨盤が大きくひらかれることで、エネルギーが、からだの内部から外へでていくのです。
人によっては骨盤がひらくことで、節ぶしが痛くなるなどの症状がでることもあります。痛みはいやなものと思いがちですが、症状がでること自体は悪いことではありません。さまざまな症状は、からだが発しているメッセージ。からだの一部が「ちょっと困った状態」になっていることを、知らせてくれている場合もあるのです。
春は骨盤がひらくことで、メッセージがだしやすいからだ、つまり症状がでやすいからだになるのですね。それでくすぶっていた症状が春先にでたりするのです。
いったんメッセージが出れば、しめたもの。からだ全体が、それに応えてうごきはじめます。

>>第15回に続く

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